人生はスーパーボールすくい
おはようございます。
良い天気です。
さて、
スーパーボールすくいは楽しくて夢中になりますね。
何個すくえるか挑戦したくなります。
隣では大量にすくっている子供もいたり。
ポイに紙が残ってないのに粘る人もいます。
だけど最後に持って帰られるのは1個か2個です。
(昔は全部くれた店もあったんですけどね。)
たくさんすくうのも良いけど
そろそろ大切に持って帰る「1個か2個」を決めたいですね。
ただしその1個2個も
「最後の最後」は持っていけませんが・・・。
これを人生に当てはめるとどうでしょうか。
誰もが夢中になって物や金や名誉を集めますが
持ち続けられる物はわずかです。
老人ホームに持っていけるものはわずかです。
病室に持っていけるものはさらにわずかです。
(このあたりは、今の人であれば、スマホひとつ、ラップトップひとつで良い。なんてなりそうですね。)
そして、あの世に持っていけるものは何一つありません。
悲しく、むなしいですね。
私の祖父はすでに他界しましたが、
レコード収集に模型、骨董品、歴史研究、動物の飼育、畑、酒、タバコ(パイプ)と多趣味な人でした。
しかし大病を負い、デイサービスにも通うようになり、私が久しぶりに面会して、そのころに祖父がしていたことは「ぬりえ」でした。
それでも満面の笑みで、こんなのやってるんだぞと見せてくれた祖父を忘れられません。
今となって思います。
祖父の笑みは「ぬりえ」に対してではなく、「私(孫)」と面会できたからだったのかなと。
多くの趣味が失われ、生活も行動も制限され、祖父はたくさんのスーパーボールのうち、大切な1個に「家族」を選んだのでしょう。
私も大切なものは「家族」や「友人」
次に、「健康」と「考え方」
そしてこの「考え方」を残せればと思い、ブログをはじめてみました。
もう少し書きたいことがあるのですが、今回はこのあたりで。
ではまた。ご健康に